「ヤラハタ」



きたがわ翔の「19」というマンガと出合ったのは、たぶん僕が高校に入ったくらいの頃だったと思う。


ヤンジャンに連載されてたマンガなんだけど、その頃には既に連載は終わってて、単行本になったのを読んだのね。
だから、全部買っちゃってイッキに読んだよ。


マンガの主人公が19歳で、自分が16歳くらいだったから、まあ、リアルと憧れの間ぐらいの感覚だったんだと思う。
そういう意味では、少なからず僕の恋愛観に影響していると思うし、いまだにすごく好きなマンガの一つだったりするわけです。


で、
そのマンガの中で、19歳である主人公は「ヤラハタ」を非常に気にしているのですな。
そんな感じって、当時の自分には、やけにリアルだったりしたんですよ。
ホットドッグ・プレスを一生懸命読んでいた時期だからねw


さてさて、この
「ヤラハタ」
って言葉は最近めっきり聞きませんねぇ。


理由としては
 1.単に死語になった
 2.僕が二十歳から遠のいた
 3.近頃の若い者は二十歳がボーダーでない
のどれかだと思うんだな。
いや、全部正解かもしれんが。


でも、3は正解なんだと思うよ。
「遅くとも高校卒業までには!」みたいな感じじゃないかなぁ?




・・・なーんてことを、
「女が泣きながら男に謝っている高校生カップル」を見ながら考えていたオッサンな僕@朝の通勤電車。