歩く。



駅から家まで歩く。


たくさんの思い出のある街。
昔のままの場所。


変わっていく風景。
でも、記憶の中に残っている。




どんなに悲しもうが
どんなに笑おうが
そんなこととは関係ないかのように
時間はちゃんと過ぎる。


間違えて止まったりはしない。
間違えて戻ったりもしない。




考えても仕方ないと思う。
考えなくては意味がないとも思う。




そうやって生きている。