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「オレって大きささえ合えば、プラスのネジも回せるぜ」
プラス思考のマイナスドライバー。
「あぁ…僕なんて、プラスのネジ以外は応用が利かないや」
マイナス思考のプラスドライバー。
…いや、特に意味はないですが。
さて、
「プラス思考」とか「マイナス思考」とか言う。
感覚的には意味が分かるが、辞書的には意味を説明できない。
「楽観的」・「悲観的」とは、似て非なる意味な気がする。
「都合よく捉える」とか「悪い方に捉える」とか
そういうようなことなんだろうけどなぁ。
「思考」という部分が、どうもひっかかる。
「嗜好」ならば、わかるのだ。
「甘いもの嗜好」「性的嗜好」「嗜好品」「嗜好調査」・・・
そういうものを好むということだろうし、
人間の個性として、そういう好みを持っているということだ。(と思う)
つまり、感情の働き。
それに対して「思考」ってのは、
「考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。」
らしい。
つまり、知性の働き。
「プラス思考」
ってのは、あえて努力してプラスの方向にもっていく感じがして、
そういう人はそもそも楽観主義者ではないのでは。
悲観主義者が、頑張って「プラス思考」をするって気がして、
この言葉にはネガティブな印象を持っていたりする。
まあ、
こんなことを考えているヤツは「ネクラ」と言いますかな。