Rおじさんとの思い出。



最初に大会でRおじさんに捕まってから、
なるべく捕まらないようにした時期もあったり
まあ、色々と回り道はしたわけです。


で、
結局は“Rおじさんの教え”の通りにやることにしました。


僕のフーズボールの原点です。
(原点を見つけるのに、3年近くかかったわけです。)






去年のジャパンオープン直前。


たまたまプルショットについてアドバイスを受け、
「大会前だから、ムリして変えるな」
という言葉を無視し、アドバイス通りに練習し続けた。


そして、
改良途中のプルショットで臨んだ大会で準優勝。


準優勝は出来すぎでラッキーだとしながらも
「あの後、ずいぶん練習しただろ?」
そう褒められたのを嬉しく思った。






ジャパンオープン・シングルス決勝の前。


「ここまできたんだから、思いっきりやれ。頑張れ。」
大会中、あまりそういうことを言う人でなかったら違和感があった。
「自分が見てると緊張させるから」という理由で試合も見ない人だったし。


後から知ったのだが、妻が「どうしても」とお願いしたらしい。
そんなの断わればいいのに。
(結局負けちゃったし)






イタリア後。


初めて、指導者としてのRおじさん自身の課題について聞く。
Rおじさんでも、いろいろと考えたりするらしい。


どう考えても、僕の方が“のびしろ”はあると思う。
でも、
フーズボールに関する向上心では、Rおじさんに負けているかもしれない。






自分にとって、
去年は、Rおじさんのアドバイスを積極的に聞くようにした年だった。


ジャパンオープンやイタリアなど、機会にも恵まれたし
Rおじさんと話すことも多くなった。


本当は、まだまだたくさん教えてもらうことがあったと思う。


けれども、
プルショットについては随分教えてもらったし、
フーズへの取り組み方の話しもした。
ノートにメモも取ってある。


プルショットについてだけは、
最終的なイメージについても共有できたと思う。
(もちろん、まだできないけれど)






Rおじさんに、最後に言われた話。


「本気で(フォームを)直すと、一旦は勝てなくなるんだよ。そこで、自己流に戻らないで我慢できるかなんだ。ジャパンで2位にもなったんだから、やるなら今だろ。勝てなくなるけど、それで構わねぇんだよ。ゴルフだってうんぬんかんぬん……(以下、話は続く)」




僕は、
今年は、大会での良い結果を求めない。


ただ、
ジャパンオープンの頃には、プルショットの練習の成果を見せたい。