狭い世界。



ある業界や集団のことを
「狭い世界」
と称することがある。


その業界内で何度も仕事をしている内にみんな顔見知りだったり、その集団内で恋愛関係が複雑に絡みあっていたり、そんな時に使ったりする言葉だ。
まあ分かりやすいところでいうと、大学のサークルとかってそんな感じだよね。


で、僕は改善されてきているといってもやっぱり人見知りだし、新しい人とコミュニケーションをとるのにはエネルギーが必要なんですよ。
そうすると、「狭い世界」にいる方が居心地が良かったりするわけです。


でも、よくよく考えると、その「狭い世界」がいくつかあって、複数の「狭い世界」に属しているわけです。
いや、“属している”ってワケでもなくて、まあ“そこにいる”って感じかな。


とにかく、その複数の「狭い世界」があるわけなんだけれど、その関係が均等なワケではないのね。
バランスよく色んな集団にいるんではないの。
多少なりとも顔を出したりしていても、精神的に自分が“いる”っていう「狭い世界」がある感じなのね。


しかーも、それは時代と共に変わっていって、でも、あんまり新しく「狭い世界」が拓けることはないの。
なんだろ、平たく言えば、「仲のいいグループが変わっていく」ってことなんだけど、なんかちょっと違うんだなぁ。


たぶん“自分”という存在がどういう意味なのか、しっくりこないんだな。
うわぁ、まさに“自己アイデンティティの確立”ができてない人の意見・・・。


みんなでいると一人の時間も欲しくなるし、一人でいるとみんなと一緒にいたくなる。
多少なりとも、そういう気持ちがあるもんだなぁ、なんて思ってみたり。




なんか、予想外に暗い文章になっちゃったなぁ。
まあいいかぁ。
僕ってば、元気だし。