夫婦間のミゾ。



夫婦ってのは、相手が考えている事が分かっちゃったりするもんです。
そういう意味では、なかなか隠し事はしづらい。


例えば、妻に対して、
「あー、今話している人のことが好きなんだなぁ」とか、
「眠そうなフリをしているけど機嫌が悪いんだ」とか、
「話に頷いてるけど別のことを考えてるね」とか、
そんなことを思ったとします。
で、後から確認してみたりすると、だいたい当たってたりするわけ。


“逆もまた真なり”ってことで、妻も僕を見抜いてしまうわけなのね。
僕が平静を装っていても、ホントの感情を悟っていたりするわけですよ。


で、
それでもやっぱり勘違いとかあるわけで、、、


(二人でお店を出てきた後)
僕「…どうしたの、なんかイヤだったの?」
 妻「ううん、全然」
僕「あれ?じゃあ何で『帰ろうか?』って言い出したの?」
 妻「だって、しんのすけが疲れててつらそうだったから」
僕「へ??いやいや、絶好調ですがな!」
 妻「えっ、だったらなんで帰ることにしたの?」
僕「なんかイヤで帰りたいのかなぁ?って思ったんだけど…」


・・・などと、理由も無くさっさと帰る二人みたいな。


まあ、こんなことは大したことではないので、別に問題にならないけどね。
ウチの奥様ってば、たまにとんでもない勘違いとかってあるし。




そんなこんなで、最近思うのですよ。
“ミゾなんてあんまりない(ハズ)”って思ってる夫婦間にも、ミゾが生じる事があるわけですよ。
(“夫婦だからミゾが大きい”って人たちも少なくない気がしますが…)


そう考えたら、他人とのミゾはもっと大きいんだし、勘違いも起こるよねぇ。
むしろ、
誰かとコミュニケーションをとった時に、「僕の思ったとおりに通じている」って思い込む姿勢が違うんじゃないかと。
「勘違いが起こっているかもしれない」っていうことを忘れちゃいけねーぜっ!って感じ。




「よく知らない人の時ほど、丁寧なコミュニケーションをとりましょう」っていう前向きなお話でした。