ビリジアン。
小学校に入って最初に買ってもらった絵具は、12色でした。
いや、みんなもそんなもんだと思います。
で、
12色ですから基本的な色しかないんですな。
赤とか青とか黄色とか黒とか、、、
・・・
・・・ビリジアン!
そう、「緑」が無くて「ビリジアン」なの!
何だよビリジアンって、そんな言葉知らねーよ。
微妙に緑より暗い感じだし。
まあ、そんなことは良く分からなかったので、
「絵具の緑」=「ビリジアン」
というのが僕の頭の中の整理。
そう信じて疑う余地もなかったのでした。
さて、
時が経って小学校高学年になったときのこと。
色の種類が多い絵具を買いました。
36色とかのやつ。
!?
・・・「緑」があるじゃん!
・・・というか、「緑」と「ビリジアン」って別の色じゃん!
よくよく友達の絵具セットを見てみたら、「ビリジアン」を使っているヤツと「緑」を使っているヤツが両方いましたよ。
よく行ってた文房具屋さんに、バラ売りで「緑」が売ってたしね。
あんまり絵に興味がない子供だったのね。
それにしても、
なぜ基本的な色に「ビリジアン」を入れてたのかは、いまだに分からん。
(最近では、基本セットには「緑」が入っているのが主流みたいです)