完成品。



何をゴールにするかによって
「完成」という概念は曖昧になる。




自動車はもちろん製品になって売られているけれども、
そこからカスタマイズするのが好きな人もいる。


ジーンズは新品がいいと思うのだけれども、
馴染んでいくことで価値が上がると考える人もいる。


グローブは売られている状態だと使いづらくて、
使っていくうちにだんだん自分のものになっていく。




そう考えると、
この世の中に「完成品」なんて物は一つもない。


そんな気すらしてくる。