続・井内文章。



1/27のブログに書いた井内地検特捜部長の文章ついて、もう少し自分の思ったことを述べておこうと思う。


井内さんの文章について】
1/27にも書いたけど、この方について大きく誤解しそうになっていたわけです。しかし、全文を読んだところ、個人的にはある程度理解しました。
ただ、その文章を全部納得しているわけではありません。
マスコミの(地検にとって)悪い部分ばかりを取り上げ、全てを悪いとしているのが、彼のマスコミへの評価だと思います。
マスコミの報道がキッカケとなって犯人逮捕に結びついたことは無いのでしょうか?マスコミの情報を事件解決に利用したことは無いのでしょうか?
井内さんの今回の文章は、マスコミの感情を逆なでするだけで、そのことによって捜査が円滑におこなわれるようになるとは、僕には思えません。
上手くマスコミを活用して捜査をすること。その為に、マスコミを冷静に正しく評価すること。それが必要なのではないでしょうか?


【マスコミ報道について】
マスコミが悪く書かれている文章こそ、マスコミにとって、より慎重により正確に扱うべきだと思うわけです。当事者なんですから。
引用するのはいいけど、意図を伝える方がもっと大切なんではないでしょうか?
まあ、僕はそもそもマスコミ(特にテレビ)の報道には、疑問や不満がない訳ではない。
少なくとも誤報やヤラセは止めて欲しい。


【引用と意図】
「小学生相手に、僕は数学で負けるわけがないと思う。ただ、受験の頃、僕が得意なのは数学より英語だった。しかし、そんな英語でも外国人から電話がかかってくるとオロオロしてしまうという状況だ。」
・・・という文章があったときに、
しんのすけは「僕は数学で負けるわけがない」「僕が得意なのは数学より英語」などと書いている>
と報道されたらかなりビビる。
いや、確かに書いているけど、意図していることではない。
前後の文脈とか、そのことでなにを言いたいのか、その意図(真意)を伝えなければ、たとえ引用していてもそれはおかしいと思う。
映像でも同じく。
誰かに引っ叩かれて、それをやり返したとする。
それをやり返したところだけ放送されたら、僕だけ悪者ですよ。
確かに引っ叩き返したのは良くないことかもしれないけれど、その次元とは違うところで悪者に仕立てられてしまいます。


【結論】
真面目なことを書くと疲れる。
疲れた。


もきゅーん。