日本人の僕。



例えば、大トロよりも中トロが好きという感覚。
例えば、クラスで一番人気の子よりも、好みが分かれるタイプの子の方がいいと思う感覚。
例えば、ブレークする前のアイドルに夢中になる感覚。
例えば、会長より副会長、いやむしろ会計係になりたい感覚。
例えば、4番打者よりも2番打者の方が好きな感覚。
例えば、君がいるだけで心が強くなれること。
・・・。


そんな感じのことって、なんていえばいいのですかね。
「セカンドベスト」あー、違うね。たぶん。
「マニアック」一歩間違えるとそういうとかもしれない。
「いぶし銀」うん、趣旨はそういうことなんだけど、、。
米米クラブ」・・・。(←むしろ目立ちたがり屋)


まあ、表現はともかくとして、そういう気持ちってあるじゃん。
ちょっと控えめな方が好きって感じ。
これって、もしからしたらスゴく日本人的な感覚なのかもね。


で、僕はそういう気持ちが特に強かったのですよ。
少なくとも自分ではそう思ってるの。
ところがドッコイ、最近そうでなくなってきたような気がする。
「やっぱり、一番が一番いいんじゃないか?」って感じ。


いつの日からそう思うようになったのか分からないけれど、なんで気持ちに変化があったのかな?
滝川クリステルとか木村カエラとか言っているうちに、僕も日本人離れしてきたのかな?


ちょっと思うのは、昔は自分で評価せずにまわりの評価に惑わされたんじゃない?
で、騙されないぞ!って気持ちで、敢えて一番を避けてたんじゃないだろうか。
しかーし、自分自身で評価しようと思うようになって、改めて自分自身で受けとめたら、僕が一番いいと思うのが、世間で一番いいとされているものと同じだった。
そんなことかも。


安藤美姫って言い続けてるけど、改めて眞鍋かをりの良さに気づく。みたいな。