日本語考。



「る」をつけて動詞にしてみる。


ア行 「有る」「要る」「売る」「得る」「折る」
カ行 「刈る」「切る」「来る」「蹴る」「凝る」
サ行 「去る」「知る」「刷る」「競る」「剃る」
タ行 「足る」「散る」「吊る」「照る」「取る」
ハ行 「張る」「干る」「振る」「減る」「掘る」
マ行 「マ?」「見る」「ム?」「メ?」「盛る」
ヤ行 「遣る」「揺る」「寄る」
ラ行 「ラ?」「リ?」「ル?」「レ?」「ロ?」
ワ行 「割る」


かなりイケるけど、マ行3音とラ行5音がダメっぽい。
でも「マ」「ム」「メ」は、つける文字を「す」にすると、「増す」「蒸す」「召す」でイケる。
どうにもこうにもならないのが、ラ行。


マ行とラ行ばかりがうまくいかないのは、何か理由があるんでしょうか?
(助動詞として存在している言葉と関係があるような・・・)


せっかっくなので、ラ行5音に「る」をつけて動詞にしたときの意味を勝手に考えてみる。(妄想)


ラ「裸る」:暴露する
リ「里る」:田舎に帰る
ル「屡る」:よく効く
レ「零る」:全然効かない
ロ「呂る」:だんだんダメになる


ついでにマ行の3音も。


マ「間る」:沈黙が流れる
ム「矛る」:理屈を通さない
メ「目る」:激しく怒る


どう?
意外とそれっぽくない?


あと、「レ」という漢字は(普通には)ないのね・・・。