女性専用。



朝の通勤。
乗る駅でも降りる駅でも、最後尾の車両が改札に一番近い。
なので、いつもは当然のように一番後ろの車両に乗っていた。


しかーし、
GWにダラダラしすぎた罰なのか、問題発生。
いつもの場所で乗ろうとすると、最後尾の車両だけ
女性専用車両
というピンクの文字が!


けど、駅の構内放送で
「この電車、××線車両のため最後尾の車両に『女性専用車両』と表記されておりますが、○○線では女性専用車両を実施しておりませんので、皆様ご利用していただけます。」
と流れている・・・。


つまり、僕の乗っている○○線では実施してないんだけれど、××線からの乗り入れ車両だから「女性専用車両」って表記はされているんです。


女性専用車両」って明らかに書いてある。
でも、実施しているわけではないから男性も乗っていい。
・・・なんという微妙な状況。




温泉に行ったら、女将さんに
「『女湯』って書いてあるけど、ホントは混浴だから、そっちに入ってもOKよ」
と言われた感じ。
じゃあ、せっかくだから・・・とか思って「女湯」って方に入ってたら、あとから入ってきた女性客たちに
「キャー、男の人がいるー!」
とか叫ばれちゃって騒ぎになったりしてさ。
僕が顔を真っ赤にしながら
「女将さんに『女湯』って書いてあるけど男性もOKって言われた」
って主張するんだけど、みんな信じてくれなくてさ。
頼みの女将さんまでも
「『女湯』って書いてあるんだから、男性がOKなわけないでしょ!」
とか言い出す始末。
最後には
「男性もOKだという証拠があるの?『女湯』って書いてあるんですよ?
あなたにも家族があるんでしょ!」
とかスゴまれて、結局はなぜか罪を認めるハメに。
「違う、誤解なんだ・・・」
涙ながらに説明する僕を、冷ややかな目で見る妻。
あー、あの時、普通に「男湯」に入っていれば、、、




・・・そんな妄想を繰り広げながら、後ろから2両目に乗る小市民の僕。