「鬼十則」の話。
友達のブログをみてたら、電通鬼十則の話がでてたよ。
なんか、久しぶりに見ちゃった。
一応、知らない人のためにのせておこうかな。
「鬼十則」
- 仕事は自ら創る可きで与えられる可きでない
- 仕事とは先手先手と働き掛けて行くことで受け身でやるものではない
- 大きな仕事と取り組め 小さな仕事は己を小さくする
- 難しい仕事を狙え そして之を成し遂げる所に進歩がある
- 取り組んだら放すな 殺されても放すな 目的完遂までは
- 周囲を引き摺り廻せ 引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る
- 計画を持て 長期の計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生れる
- 自信を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない
- 頭は常に全廻転八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ
- 摩擦を怖れるな 摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる
僕が鬼十則と出会ったのは、大学生の頃。
広告を勉強していて、本気で電通にいこうと思っていた頃。
広告の世界が楽しくてしょうがなく思っていた僕。
あの頃は、この鬼十則の言葉に感動したものだ・・・。
さて、それが今読んでもどうも感動しませんね。
仮にも志をもって広告会社に入り、いまやみんなに「ニート、ニート!」とその仕事振りを高く評価されている僕が何故?(笑)
たぶんね、熱血すぎるんだなぁ・・・。
いや、マジメな話をすれば、すごくいいことが書かれているし、やっぱり名言的な扱いを受けてしかるべき内容だと思いますよ。
僕ができていないことばかりズバズバ並んでますし。
それでもね、
バリバリ体育会系!血と汗と涙こそ生きている証!24時間戦え!重厚長大バンザイ!高度成長期バンザイ!
みたいな感じを受けて、どうにもすんなり聞き入れられないんだな。
まあ、「電通が電通であるプライド」みたいなものもあるだろうけどね。
実力も実績もある者に向けられた言葉なんじゃないかね。
「ダメ十則」
- 仕事は与えられるまでやらない
- 仕事はなるべく受け身でやる
- 己に見合った小さな仕事をする
- 難しい仕事から逃げる
- 取り組んでも頃合をみて放す
- 引き摺られるのが楽でイイ
- 計画を持てないけど楽天的
- ペラペラだけど妙に自信がある
- 人生隙だらけ
- なあなあにしとけばなんとかなる
そんなこんな。