こむらがえり。



小学生の頃だったか中学生の頃だったか、まあまだ僕がアイドルと結婚する予定だった頃。
(いや、どんな予定だっつーの)


なんだろう、まだ小田茜が美少女として扱われていた頃。僕は認めなかったけど。
・・・まあいいや。


とにかく、薬局にいったら「こむらがえり」って書いてあったのですよ。
なんでそんなのを覚えているかっていうと、その言葉を知らなかったら。
そして、以前は「ぢ」というポスターが貼ってあった場所だから。


いやー、「ぢ」は衝撃的だったな〜。ドデカイ赤い一文字のポスター。
・・・まあいいや。


そうそう、「こむらがえり」ですよ。
なんつーのかなー、印象としては体操の技みたいな感じ。
でも、そんなの薬局のポスターにならないし。
はっ?
もしかして「こむらがえり」ができるようになる薬とか?
いやいや、そんなのないよなー。


月面宙返り」に近い技だと思うんですよ。
たぶん、それにひねりとかが加わっていて着地が難しかったりするんだよ。
そんなこんな思ってたら、
たまたま外出先で別の「こむらがえり」のポスターを発見。病院だったかな?
とにかく、足の絵が書いてあった。


やっぱり着地が難しい技なんだよ、、、と思ったけど、その横に肩こりのポスターとかもあって、どうもおかしい。
・・・で、なんか細かい説明みたら、ただ「足がつる」ってことだった!


ちょーショック!!


憧れの「こむらがえり」は、実はすでに自分も経験したことがあるでやんの。


あの頃に理想と現実のギャップに気がついたんだな。(たぶん中1くらい)
ホント、世の中って世知辛い。
「こむらがえり」のせいで僕の性格が歪んだと言っても過言ではない。いや、そうか?




父ちゃん、ぼく、生まれ変わったら体操選手になって「こむらがえり」って技を開発するよ!