素数の話



たまにはアイドル以外でマニアックな話でも。


僕は、素数が好きなんですよ。


素数のどこが好きなの?」と聞かれると困るんですけどね。
まあ、人間がつくったルールの十進法の数字に、神秘の気分屋さんが混じっている魅力
・・・ってとこですかね。
うーん、そうかな。
まあいいや。


●29
僕の年齢が次に素数になるのは、29歳。
おっと、29は双子素数なので31歳も素数。ヤッホゥ!


※双子素数とは:連続する奇数が両方とも素数のものね。


ちなみに、「双子素数は無限にあるか」というのは未だに分かっていない。はず。
あれ?「『双子素数は無限にはない』という証明はできない」ということは証明されてるんだっけな??(なんじゃそりゃ)
わけわからん。


●31
さらに、31はユークリッド数ですよ!
これを逃すと211までないから、31歳は噛みしめて生きた方がいいよ。
211歳までは生きられないと思うしw


ユークリッド数とは:「素数の積+1」の素数です。


ユークリッド数は、「素数は無限にあるか」という命題の一般的な証明方法で大活躍(?)します。
211の次は2311。
その次は200560490131らしい。いきなりデカイすぎるわ!


さらにさらに、31はメルセンヌ素数
そして、実はひっくり返した13も素数。回文素数と言ったりする。
ホントに凄いな、31歳。(あー、「歳」は関係ないや)


メルセンヌ素数とは:「2のn乗−1」の素数。(このときnも素数
例えば、31は「2の5乗(=32)−1」なのです。で、5も素数でしょ。


●1327
さてさて、僕が注目している素数は1327です。
こいつは一見すると普通の素数ですが、なかなか味のあるヤツなのです。ほほー。
こいつの次の素数は1361。
なんと、その差が34もある!これはなかなかビッグな差!
まあ、それだけなんですけどね。


ちなみに、ひっくり返した7231は、7231=7×1033。
だから1327は、回文素数ではないの。残念。
でも、その1033は、双子素数で回文素数。(1031も3301も素数なのだ)
その上、オイラー数なのだ!これまたイケてるー。


オイラー数とは:「nの2乗+n+41」になっている素数
ちなみに、1033はn=31。31×31+31+41=1033になるのさ。
nが0から39までは、全部素数になるの。


●1001<番外編>
1001は、残念ながら素数じゃないんです。
じゃあ、何でここに書いたかってことになるんだけどね。
でも、1001=7×11×13なの。
これって結構スゴクない?


なんか、僕がまだ素数が好きじゃなくて、約数が多い24とかの方が好きだった頃、どうも苦手だったのですよ。
7も11も13も。
3つとも倍数に気が付きにくいんですよ。約分忘れるんですよ。
それなのに、その3つを掛けるとなんとも簡単そうな数字になるんだもんね。
こりゃスゲーや。


●「2の25964951乗−1」
さてさて、素数というものは、次々と発見されているのです。
こんなご時世に、次々と新記録がでているものなんてなかなかないですぞ!
現在発見されている素数で、最大のものが「2の25964951乗−1」。
「42番目のメルセンヌ素数」とのことです。


この素数、なんと、今年の2/18にドイツのドクターによって発見されたらしいです。
つい最近じゃん。


そして、他にやることあるだろ!




あ、それは僕か・・・orz