一昨日も昨日も今日もカレー。



ということで、三日間連続でお昼にカレーを食べましたよ。
どうでもいいことだけれども、我ながらお見事。
我ながら華麗!


・・・orz


さて、
寒いギャグを書いてしまった記念に、今日はカレーの話を書くよ。




皆さんは、おいしいカレーをつくれますか?
だいたいの人の答えは「YES」でしょう。
まあ、最近めっきり料理をしていない僕も、小学生の時にもつくれたし、カレーくらいならつくれるんじゃないかな。
とりあえず、自分がおいしく食べるくらいのカレーならどうにか。


でも、「100円のおいしいカレーをつくれますか?」という質問だったらどうですか。
それはなかなか厳しいですよね。
まず、材料の調達が問題になってきます。


じゃあ、「1万円のおいしいカレーをつくれますか?」という質問はどうでしょう。
これまた微妙だったりしますよね。
いや、1万円で無駄にリッチなカレーならつくれるだろうし、100円のよりはおいしくできそうです。
でも、“1万円に見合ったおいしさのカレーか?”ということを考えると、むしろこっちの方が難しい気もします。


「カレーには、牛のスネ肉がいい!」という話があったとします。
でも、これでは100円の予算は超えてしまうし、逆に1万円のカレーならもっと良い肉の方がおいしくできるかもしれませんねぇ。
まあ、日常生活の中で普通にカレーを食べるには、コストパフォーマンス的にいい肉だ!ってことだったりするんじゃないかと。


誰かに食べさせるなら、食べる人の問題もあります。
おいしい激辛カレーでも子供とっては嬉しくないだろうし、ハンバーグ入りの子供用カレーを大人がおいしいと思うのか?ってことです。
辛さのことだけでなく、僕みたいにお肉がたくさん入ってないとイヤという人もいるし、チーズが入っているのが好きな人もいます。
宗教的な理由などから、野菜だけのカレーでないとダメな人もいたりします。


おいしいカレーをつくる能力を、仮に“カレー力”と名づけましょう。
「かれーりょく」と書いたのですが、往年のブラジル人サッカー選手みたいです。
まあいいや。


この“カレー力”を上げるためには、どのようなスパイスがおいしいかを考えるだけでなく、具材の切り方や火の入れ方などの研究も必要です。
具の組合せを極めていくためには、それぞれの具材の特性を知ることも必要でしょう。
さらには、どんな人がどんなカレーが好きなのかという、食べる人の研究も重要かもしれません。
もしかしたら、気温や湿度との関係性や、食前に何をしているとカレーをよりおいしく食べれるか?ということも考えた方がいいかもしれません。


そういうカレーとは直接関係なさそうな基礎的な研究をすることで、どのような予算でも、食べる人がどんな人でも対応できる応用の利く“カレー力”が身につくのです!




・・・ヘラヘラに始まったわりには、後半は意外とマジメ。
カレーを題材に、マーケティングっぽいことを語ってみたよ。




さあ、君も“カレー力”を身につけて、ブラジル代表としてゴールを決めまくれ!
(そんな結論でいいのか?)